* 2007花火日記 *


+ 2007/10/6(土) 第76回土浦全国花火競技大会 @茨城
+ 2007/8/25(土) 第81回全国花火競技大会「大曲の花火」 @秋田
+ 2007/8/15(水) 第59回諏訪湖祭湖上花火大会 @長野
+ 2007/8/11(土) 第20回東京湾大華火祭 @東京
+ 2007/8/7(火) 2007江の島花火大会 @神奈川
+ 2007/8/3(金) 長岡まつり大花火大会 @新潟
+ 2007/8/1(水) 第22回神奈川新聞花火大会 @神奈川
+ 2007/7/15(日)【中止】 第52回みなと祭国際花火大会 @神奈川
+ 2007/7/7(土) 弁天島海開き花火大会 @静岡
+ 2007/6/2(土) 第26回横浜開港祭ビームスペクタクルINハーバー @神奈川
+ 2007/2/10(土) 冬花火・湖上の舞 @山梨


2007/10/6(土) 第76回土浦全国花火競技大会 @茨城県土浦市
時間 18:00〜20:30 (150分)
天気 快晴、ほどよい風
発数 20000発
最大サイズ 10号玉
日記 土浦の花火大会と言えば、場所取りの凄まじさで有名だ。去年までは、打上場所に近い河川敷は数ヶ月前から場所取りのロープと杭が散見される状態だったらしい。しかし、今年から事前の場所取りが大幅に制限され、有料桟敷席後方の土手(無料エリア)は当日12時開放、それより下流側の河川敷と土手(ここも無料エリア)は前日12時開放となった。つまり、今まで何ヶ月も前から場所取りしていた人たちが、今年は前日12時めがけて並ぶわけで、とてもじゃないが当日の午後に乗り込んで良い場所は取れない。

というわけで、うちらはメイン会場(桜川左岸)は眼中になく、対岸(右岸)の下高津小北側の田んぼ地帯に16時台に到着すればいいかな、と思っていた。が、16時の時点で常磐道桜土浦IC出口で5km渋滞。一般道に下りてもノロノロ運転でちっとも進まず、去年とほぼ同じ時間に来たにも関わらず、去年20分かかった道のりが、今年は1時間強!去年は大雨による増水で1週間延期となり観客数が少なかったらしいが、やはり今年は客の数が多いのだろう。

適当に路上駐車できそうな場所を探して、車を降りたのが17:15。花火スタートまで45分しかない。20分くらい歩いて、比較的家族連れの多い田んぼの真ん中に場所を取った。なんとか間に合った!

去年ほどではないが、やはり日が沈むと急に寒くなってくる。去年の教訓を生かしてジャンパーとブランケットを持ってきたおかげで、寒さ対策はバッチリだ。

18:00ちょうどに花火スタート!オープニングのスターマインなどはなく、いきなり審査花火から始まった。この大会は、10号玉(割物)・創造花火(型物)・スターマイン(音楽付き)の3つの部門があり、1つ1つの作品の後に審査の時間が入るため、打上間隔が非常に長い。プログラムに沿って淡々と進んでいくが、途中何度か広告仕掛け花火付きの協賛スターマインが登場する。

しかし、何と言っても最大の目玉は、プログラム中盤に割り込む大会提供花火!4ヶ所同時打ち上げのワイドスターマインで、シルバー単色の連発でフィナーレかと思いきやまだまだ続き、長時間の豪華さに圧倒されるばかり!!10号玉もふんだんに取り入れた物量の多いスターマインは、最後はゴールド単色で締めくくって拍手喝采で終了〜。見ごたえ十分、素晴らしい!

YouTubeより、大会提供花火「土浦花火づくし」の動画(6分9秒)

審査花火のほうは、個人的に良かったなと思う作品をいくつか挙げておく。まずは10号玉部門。12番の山内煙火店の三重芯、31番佐藤煙火の三重芯、52番高城煙火店の三重芯、53番田熊火工の三重芯、83番イケブンの三重芯は、どれもキレイに丸く決まっていた。多少星が消えるタイミングが揃っていないものもあったが、やはり芯が何重かはっきり見分けのつく花火はキレイだ。そして、86番野村花火工業の四重芯は、一目で四重芯と分かる揃い具合で群を抜いていた。大曲でも優勝したこの野村花火工業が、見事3年連続の部門優勝。さすが!

次は創造花火部門。17番北陸火工の「キラキラハート」は、ハートの中心から放射状に星の軌跡がキラキラして意外性がステキ。55番六葉煙火の「メダカの学校」は、プログラムがなければメダカとは思えないが、アイデアは良い。6番芳賀火工の「魔法の宝石箱」、67番海洋化研の「煌めきのクリスマスツリー」、88番北日本花火興業の「かざぐるま」は、客が見ていても分かりやすく良い作品だが、特に「かざぐるま」は自然と客から拍手が沸き起こるほど魅了された作品だった。優勝はこの「かざぐるま」の北日本花火興業。型物を得意とする業者で、この部門3年連続の優勝だ。

スターマイン部門は、音楽なしで鑑賞したので全体的にインパクトは少ないが、特に37番ファイアート神奈川の「無限のかなたへ」と、59番野村花火工業の「昴〜遥かなる旅路へ〜」が、細部までこだわりを持って打ち上げているように思えた。友人が「昴」の作品を「無駄な花火が1つもないスターマイン」と評していたことにちょっと感動。あと、9番須永花火の「恋って楽しくて!!切なくて!!」はネーミングが面白いから下に動画を紹介しておこう。ちなみに優勝作品は80番マルゴーの「花」。

YouTubeより、「無限のかなたへ」の動画(2分27秒)
YouTubeより、「恋って楽しくて!!切なくて!!」の動画(2分41秒)
YouTubeより、「花」の動画(2分23秒) ←優勝作品!

花火終了後、30分くらいまったりしてから車へ移動。去年の比にならないくらい道路は大渋滞!渋滞と言うか、全く車が動かない。何なんだこれは。去年は15分で市内を脱出できたが、今年は1時間半もかかり、客の多さを嫌と言うほど実感した。

帰る途中、我孫子のびっくりドンキーで遅い夕食。その後一般道をひた走り、深夜4時に横浜到着。これにて今年の花火鑑賞は終了ー!!

結局今年は、冬花火も含めて10個の花火大会に繰り出した。もう“花火三昧”としか言いようがない。(笑) そんな俺に、いつも誰かしら付き合ってくれる友達がいて、本当に感謝☆


2007/8/25(土) 第81回全国花火競技大会「大曲の花火」 @秋田県大仙市
時間 昼花火:17:00〜17:35 (35分) (17:45までの予定が10分早く終了)
夜花火:18:50〜21:30 (160分)
天気 快晴、ほぼ無風
発数 15000発
最大サイズ 10号玉
日記 横浜を深夜2:00に出発。もうこの時点で、他の花火大会とは気合いが違う。なんと言っても車で片道8時間、今まで経験したことのない長距離ドライブだ。途中3ヶ所のSAで休憩しながら、11:00に横手ICで下りて友人の実家に寄り道。そして12:00に、第55公式駐車場の大和田臨時駐車場に到着!

ここからメイン会場の河川敷まで歩くこと40分。駐車場はまだ2割前後しか埋まっておらずガラガラだったのに、メイン会場の桟敷席後方の無料エリアは8割以上埋まってる!

と言うのも、メイン会場の無料エリアは非常に狭い。打上場所に近い河川敷は、前方半分が桟敷席(有料A席)となっており、その後ろが無料エリアだ。その後ろの土手に有料P席、さらにその後ろに有料C席があり、無料エリアは河川敷のおよそ3分の1の面積しかない。

うちらは3人組で少人数だったため、点在する隙間のような場所を適当に見つけ、桟敷席6ゲートと7ゲートの中間あたりを陣取ることができた。しかし、5人組以上の大人数の場合は、この時間に来ても桟敷席後方はまず無理だろう。良い場所を広く取りたいなら、当日朝5:00の場所取り解禁に並ぶしかない。


↑13:20頃のメイン会場。手前の土手は有料C席。


↑写真中央が無料エリア。その奥に桟敷席の7番ゲートがある。

最高気温31度、やや風があるとは言え、灼熱の太陽の下で何時間も過ごすのは体力的に無理。というわけで、大曲駅のほうへ行って昼食を食べようとするが、どの店にも行列が・・・。ここ大曲は、普段は観光地でも何でもないので、飲食店が非常に少ないのだ。なんとか空いてるお店を探し当て、2時間ほど粘る。

その後は、駅近くの商店街で土産物をあさったり、大曲花火屋で花火グッズの展示を見たりしつつ、スーパーで買い出しをしてから16:00頃に会場へ戻った。

友人が気付いたのだが、この花火大会は浴衣姿の人が全然いない!首都圏では会場に着く前から浴衣のカップルを多く見かけるのに、ここ大曲では周りを見渡しても見つからないくらい、誰も浴衣を着ていないのだ。観客の大半はツアー客だとしても、地元の人ですら浴衣を着ないのは、それだけ場所取りに気合いを入れてる証拠なのかもしれない。裏を返せば、浴衣なんて着ていられないぐらい、場所取りが激戦ということなのか。


↑16:20頃、有料C席もだいぶ埋まってきた。
それにしても、肉眼でも端が見えないほどの広い会場。
桟敷席だけで全長1kmもあるそうだ。

17:00から昼花火がスタート。昼花火は初めて観たが、主に煙の色と形、音で審査するらしい。パラシュート吊りで煙を出しながらくるくると落ちてくる“煙竜”という種類の花火が多かった。

ほとんどの観客は昼花火に興味ないので全く盛り上がらず、非常に地味な花火なのだが、こういう花火もあるんだな、という軽い気持ちで観る分には面白いかもしれない。夕日がまぶしすぎて見づらかったのが少し残念。そんな昼花火は、26の業者がそれぞれ5号玉を5発ずつ打ち上げるだけなので、たった35分間で終了。夜花火が始まるまで、しばし休憩。


↑昼花火の様子。紫色の煙竜。(写真提供:じょりさん)


↑18:10頃、桟敷席7番ゲート前の無料エリア。
昼花火が終わっても、まだ全員揃ってないシートがちらほら。

18:50、いよいよ夜花火スタート!市長らの挨拶の後、ポップな音楽に乗せて秋田国体のマスコット“スギッチ”の形のかわいい型物が登場。国体開催に合わせた今年だけのプログラムだが、なかなかユニークなスターマインだ。

YouTubeより、秋田わか杉国体花火の動画(2分3秒) 冒頭に“スギッチ”がたくさん登場。

続いて、オープニングの仕掛け花火、ナイアガラが登場。が、これは有料席からしか見えず、我々の無料エリアからは煙のみ。非常に残念だが、大曲の歌(?)に乗せて同時にスターマインも上がるので、それで我慢しよう。ここは無料エリアだ、仕方ない。

この後は、基本的に競技花火が続く。1業者ずつ、10号玉の割物2発と創造花火(=スターマイン)を打ち上げる。10号玉の1発目は「芯入り」という制限があり、事実上三重芯以上の菊か牡丹が上がる。2発目は「自由玉」で、千輪やヤシなど各業者が得意とする割物が上がる。創造花火は音楽に合わせたスターマインで、制限時間2分半。

10号玉は、どの業者もこの大会のために丹精込めて作った最上級のものだけあって、非常に技術レベルが高い。盆の丸さはもちろん、三重・四重の芯をキレイに丸く決め、さらに星が光って消えるまでのタイミングが揃っている作品ばかり。そして創造花火のスターマインも工夫を凝らした作品が多く、テーマ(作品名)をそのまま現してるなと素直に納得できるものが多かった。さすが大曲、日本一ハイレベルな競技大会だ!

一応断っておくが、俺は花火師でも花火鑑賞士でもなく、ただの素人。花火の良し悪しを語る身分ではないかもしれないが、そんな素人の目から見て、いくつか印象に残った花火を挙げてみる。

まずは、直接審査とは関係ないが、標準審査玉(見本のようなもの)のスターマイン「かざぐるま〜風と遊ぶ頃〜」(北日本花火興業)は、標準玉にしてはもったいないと思うくらい独創性があった。

「水面に浮かぶ睡蓮の花」(磯谷煙火店)は色づかいも形も作品名そのもの。とても分かりやすかった。

「メッセージ〜永遠の光になって〜」(野村花火工業)は、花火師の友人が絶賛していたが、音楽の効果もあって見事にしんみりと決めた。ちなみに、この作品が創造花火部門で見事優勝した。

YouTubeより、「メッセージ〜永遠の光になって〜」の動画(2分24秒)

「秋の気配」(伊那火工堀内煙火店)は、始めは緑色の葉っぱだったのが徐々に黄色や橙色に紅葉し、最後は落ち葉になるというストーリーがよく現されていた。

「雪の華」(山崎煙火製造所)は俺の好きな中島美嘉の音楽に合わせて、しっとりキレイに白銀の世界を表現。ちょっと分かりにくかったが、雪の結晶の型物もキレイだった。ちなみにこの作品は、創造花火部門で優秀賞(3位)という結果だった。

YouTubeより、「雪の華」の動画(2分5秒)

「魔法の宝石箱」(芳賀火工)は宝石の型物がたくさん登場して派手に決めていた。

以上は全てスターマインの話。10号玉はと言うと、野村花火工業が群を抜いていた。1発目の四重芯、2発目の五重芯ともに、文句なしのキレイな形。これは優勝間違いなしだなと、素人の俺でも確信できるほどの作品だった。案の定、10号割物部門の優勝はこの作品だった。

YouTubeより、野村花火工業の10号玉2発の動画(28秒)

競技花火は全部で26の業者が順番に打ち上げるのだが、その合間に協賛企業提供の仕掛け花火とスターマインが2つずつ挿入される。残念ながら仕掛け花火は有料席のみで、無料エリアからはスターマインしか見えないが、このスターマインがまた豪華!競技花火と違って玉数や時間の制限がないため物量が多く、大いに盛り上がる。

横浜の山下公園以外ではあまり見かけない吊物連星が何度か登場し、さらにパラシュートを2つ付けて横向きに落ちる連星まであった。やっぱり吊物の独特な雰囲気は面白い。他にも、コカコーラ提供のスターマインでは、あの“Qoo”のキャラクターや“コーラ”の文字も型物で登場したりと、ユニークな花火も多かった。

途中から急に風が弱まり、ほぼ無風状態になってしまった。煙が消えるのを待つための“間”が多く取られるようになり、プログラムの進行も遅くなった。そして予定より20分遅れで、この大会の目玉である大会提供花火が登場〜!洋楽のビートサウンドに乗せて、最大8ヶ所同時打ち上げの多彩な構成で、10号玉の連打もあり、エンターテイメント性の高いスターマインだった!さすが大曲だ!冒頭に打ち上がったすっごく明るい吊物は初めて見たけど、不思議な雰囲気を漂わせてた。

YouTubeより、大会提供花火の動画(6分35秒) 画面におさまりきらないワイド感!

フィナーレは10号玉30連発とスターマイン。フィギュアスケートで言うところのエキシビジョンのような雰囲気で、秋田県民歌の大曲花火バージョンに乗せたスターマイン。大会が終わるのを惜しむかのように幕を閉じた。

YouTubeより、フィナーレの動画(3分47秒)


↑大会提供スターマイン。裏打ちもカラフル。(写真提供:じょりさん)

途中で進行が遅れたこともあったが、やはりNHKハイビジョンの生中継が入ってる以上、大幅な遅れは許されないのだろう。結局最後は3分遅れで、ほぼ時間通りに終了。

この大会は、打上場所付近にクレーンで吊るした巨大なスピーカーが設置され、花火プログラムの進行や会場案内アナウンス、スターマインの音楽だけでなく、花火大会前や後にもBGMが流れ、メイン会場まで滞りなく聞こえる点がすばらしい。さらに低音まで聞こえる高音質なスピーカーで、さながらコンサート会場のようだった。さすが大曲だ。

大曲の花火は、たしかに日本一ハイレベルな花火大会だ。どのスターマインも一つ一つの裏打ち(下のほうで花開く小型の飾り花火)まで手が込んでいて、さらにタイミングが音楽にぴったり合っている。花火師の力の入れようがひしひしと伝わってくるようだった。全国各地から団体客が押し寄せるのも納得だ。たとえ無料エリアが狭くても、たとえ最大サイズが10号玉でも、毎年観に行きたい!と思った。それだけ魅力あるステキな大会だ☆

22:00に現地を撤収し、22:45に駐車場に到着。20分ほど渋滞に巻き込まれたものの、偶然地図に載ってない裏道を発見し(笑)、24:00頃に横手ICから秋田自動車道へ。さすがに片側1車線の高速はノロノロ運転だったが、途中で温泉に入ったり、仮眠を取ったりしながらのんびり走って、昼の12:00頃に横浜に帰還。そして家に帰って、速攻爆睡。ドライブした距離は延べ1200km!さすが大曲、疲労も半端ないわ〜。


2007/8/15(水) 第59回諏訪湖祭湖上花火大会 @長野県諏訪市
時間 19:00〜21:00 (120分)
天気 晴れ、ほどよい風
発数 42000発
最大サイズ 20号玉
日記 朝7:00頃に横浜を出発。ところが、中央道の八王子ICから大渋滞にハマる。相模湖ICまでのたった20kmの道のりが1時間半もかかってしまった。11:30すぎに諏訪南ICから国道20号へ。1日中花火大会情報を流しているローカルFMによると、すでに諏訪ICでは渋滞が始まっているようだ。

国道20号線の四賀交差点付近で、通過する車1台1台に交通規制図と駐車場の満空情報が配布された。メイン会場の石彫公園に近い駐車場はどこも満車らしい。結局、第一精密工業団地の無料駐車場に12:30に到着。40分ほど歩いて石彫公園方面へ。

まだお昼だと言うのに、無料エリアで一番打上場所に近い赤十字病院前の湖畔は隙間なく埋め尽くされていた。空いている場所は、花火が木の陰になって見えない場所だけ。ある程度覚悟はしていたが、ここまで隙間がないとは・・・。仕方なく木の陰に陣取る。


↑13:30頃の赤十字病院前の湖畔。最前列は早朝に埋まるらしい。


↑「場所取り禁止」とされている通路まで埋まっている。

外は35度近い猛暑。日陰にいても頭がフラフラしてくるので、涼を求めて駅のほうへ。上諏訪駅の東口にある庄やでランチ。ビールジョッキでお冷を飲みまくり。(笑)

15:30頃に有料席周辺や間欠泉センター側の無料エリアを歩いてみた。石彫公園を含め、打上場所の正面に当たる湖畔は全て有料席で、開場は14:00。エリア指定のみの自由席は早い者勝ちなので、早朝からゲート毎に行列ができるらしい。間欠泉センター側の無料エリアは、赤十字病院側よりも収容人数が少なく、もちろん隙間なくシートで埋め尽くされていた。


↑15:30頃、間欠泉センター側から石彫公園方向を臨む。
写真中央は有料自由席、右の湖畔は招待席エリア。


↑15:30頃、間欠泉センター前の無料エリア。
歩く隙間さえ存在しない。

16:00頃に赤十字病院側の自分たちの場所に戻ると、湖畔の水際でうっそうと茂る草むらを踏み倒し“開拓”している集団がいた。1m以上の高さがあった草むらが、枝切りバサミまで使って手際よく“整地”され、あっという間に新たな観覧スペースが誕生したのである。

その集団を真似して草むらに進出する人が続々と現れ、うちらも便乗♪朝から陣取っていた人たちのさらに前の場所に、16:30に進出成功!ただし、草むらだけあって、虫が非常に多い。シートに寝転んでいると、5分もたたいないうちに何かしら虫が体に上ってくる。クモ、バッタ、コオロギ・・・。虫嫌いの人にはオススメできない場所だ。

19:00、まだ空が明るいうちに花火スタート!オープニングのスターマインは、いきなり超近い場所で打ち上がってびっくりした!ここの花火は初島がメインの打上場所なのだが、スターマインや水上花火は赤十字病院側にも打上場所があるのだ。初っ端から10号玉を含むスターマインで、とにかく近くて音が大きい!さすが保安距離ギリギリの湖畔の草むらだ!(笑)

YouTubeより、オープニングのスターマイン動画(3分57秒) 最初に流れる「♪ブンブンブン蜂が飛ぶ♪」の歌はなぜか毎年恒例らしい。

プログラム前半は競技花火。10号玉5発の部門とスターマイン部門がある。10号玉は花火師が腕によりをかけて作っただけあって、八重芯などもきれいに決まるものが多かった。盆の丸さにちょっと感動。スターマインはタイトルと内容が合っているのか疑問な作品もいくつかあったが、例えば「アレンジメント・フラワー」という作品のようにタイトル通りの内容と思えるものもあって良かった。

後半はスターマインの連続。ときどき音楽が流れるスターマインもあったが、有料席の中央部にしかスピーカーがなく、無料エリアまでは聞こえなかった。「スパークリングスターマイン」、「ジャキジャキスターマイン」、「ラブリースターマイン」など、ユニークなネーミングも面白い。スターマインの中にも10号玉が頻繁に登場し、音の迫力に大満足!

YouTubeより、ウルトラスターマインの動画(2分33秒) 有料席から撮影した動画で、冒頭に宇宙戦艦ヤマトの曲が聞こえる。

諏訪湖は風向きがころころ変わるが、大半は打上場所から有料席方向に煙が流れていた。有料席周辺の煙が取れてから次のスターマインを打ち上げるため“間”が長く取られたが、風の状況に応じてプログラムを進行させるのは良いことだ。うちらの陣取った赤十字病院側は特に煙の被害を受けず、かなりラッキーだった。

空に打ち上がるスターマインが終わると、この大会の最大の目玉である水上大スターマイン「Kiss of Fire」の登場だ!湖上2ヶ所から次々と水上花火が開き、その距離が徐々に近づいていき、最後は1ヶ所に合わさって“キス”するという粋な演出だ。1発目の水上花火は、これまでに体験したことのない音の大きさだった!心臓まで響くどころか、音でTシャツが揺れるほどの近くて大きな音!!2ヶ所で花開く水上花火に見とれながら、その音の迫力に感動しながら、やがて2つの水上花火は“キス”して盛大な空中スターマインへ!もう大感激☆

YouTubeより、水上大スターマインKiss of Fireの動画(4分16秒) 始めは離れた2ヶ所から打ち上がり、徐々に近づいていく様子が分かる。

ここで2〜3分、間を置いて、今回の特別企画である20号玉の打ち上げ。トラV打ちの“前置き”の後、20号玉が空へ打ち上がり10号玉の水上花火と見事な競演、キレイだった!

最後のプログラムは、日本最長2kmに渡る大ナイアガラ!視界におさまらない超ワイドなナイアガラは、“これが本当のナイアガラだ!”と言わんばかりの、他を圧倒する光の滝だった。

YouTubeより、大ナイアガラの動画(2分4秒)



↑長〜いナイアガラと背後のスターマイン。(写真提供:じょりさん)

予定通り21:00に全プログラムが終了。服を揺らすほどの爆音や、全長2kmのナイアガラなど、初めて体験する花火が多い感動モノの大会だった!率直に言うと、42000発という数の多さは実感できなかったが、それでも他の大会に比べれば十分な物量があることは間違いない。

大混雑を見越して1時間ほど湖畔でまったりして、22:00に撤収。40分歩いて駐車場へ戻り、諏訪ICまでの道はやっぱり大渋滞。カーナビを駆使して裏道へ回るも、考えることは皆同じでこっちも大渋滞。車に乗ってから1時間半後の24:20に、ようやく諏訪ICを通過したのでした。


2007/8/11(土) 第20回東京湾大華火祭 @東京都中央区
時間 19:00〜20:20 (80分)
天気 快晴、ほどよい風
発数 12000発
最大サイズ 15号玉
日記 去年は雨天順延で見れなかった東京湾大華火祭。今年こそリベンジ!というわけで、去年同様、打上場所に最も近い無料エリアの「晴海第2会場」に狙いを定める。この会場の場所取り解禁は当日朝9:00。大江戸線の勝どき駅に8:30に到着し、15分歩いて会場に到着。すでに100〜150人くらいの行列ができていた。

この会場は場所取りのルールが厳しく、16:00時点でその場にいる人数に応じてシートを縮小しなければならない。もちろん無人のシートは撤去される。つまり、この会場で花火を観るなら16:00までに全員集合しなければならないのだ。係員からこれらの説明を受け、この条件に同意する署名をした用紙をシートに貼り付ける必要もある。


↑8:45頃の晴海第2会場入口。
係員の説明とともに、シートに貼り付ける署名の用紙が配布される。

9:00開場。前に並んでいた常連の人たちが我先にと会場中央あたりにシートを広げるので、うちらも真似してそこを陣取る。9:05、会場入ってすぐの中央のブロックは瞬く間にシートで埋め尽くされた。


↑9:15頃の晴海第2会場の中央先端部。

これで場所取りは終了。16:00までは暇なので、友人とお台場→豊洲→月島を巡り歩いた。お台場はフジテレビを中心に家族連れやカップルで大賑わい。さすがお盆休みの初日だ。11:30頃、アクアシティで「屋上花火観覧席の予約は残りわずかです!」とPRしていた。きっと昼頃には予約で埋まるのだろう。お台場海浜公園は12:30時点で6〜7割が花火客のシートで埋まっていたが、ほぼ全てのシートが無人。灼熱の太陽を避けて、みんなお台場の建物へ避難しているのだろう。豊洲駅周辺は14:00時点でまだガラガラ。花火客の姿はほとんどない。15:00頃、月島で名物のもんじゃ焼きを食べてから晴海第2会場へ戻った。


↑12:30頃のお台場海浜公園。

16:00以降、係員が各シートを巡回して、少人数で広く場所を取っているシートを縮小したり、無人のシートを容赦なく撤去し始めた。そしてその空いた場所を狙ってウロウロする賢い人たちの姿も。


↑17:00頃の晴海第2会場。
16:00に全員集合するため、会場の人口密度はスゴイことに・・・。


↑17:00頃、係員がシートを撤去するところ。
少人数で広範囲を陣取っていたが、6分の1程度に縮小させていた。


↑17:30頃、晴海第2会場先端部の係員テント前。
撤去したシートはこちらでお預かりしています。

19:00、まだ空が明るいうちに花火スタート!晴海埠頭の先端部(陸上)からのトラ打ちで始まり、メインの花火は海上2ヶ所の台船から打ち上がる。冒頭、第20回を記念した「20」の文字が10発ほど上がった。アルファベットの「SO」にも見えたが、面白い試みだ。この大会は初観覧だが、なぜか愛着が沸く。(笑)

続いて、ややスローペースで単発→スターマイン→単発→スターマイン・・・と繰り返す。スターマインは、始めはトラ打ちや3号玉程度の小型花火が陸上から打ち上がり、途中から大型花火が海上の台船から打ち上がる形式。打上場所が陸上から海上へ変わるときに数秒だけ間が空いてしまうのがもったいない。

スターマインは、カラー別のパステルカラーの連発や、ヤシからヒマワリへ変わっていく作品、千輪のみ、ゴールド単色など、それなりにコンセプトのある作品が多かったように思う。と言うのも、無料エリアではプログラムが配布されないので、作品名などは全く分からないのだ。

ニコちゃん顔やドラネコ顔、星、ハートなど、人気の型物も多かったが、これらがごちゃ混ぜで一気に打ち上がるスターマインは、せっかくの型物が判別つかないぐらい見づらく、ものすごく無駄な使い方だった。

単発モノは、単調でやや退屈だが、よく見ると凝った作品もちらほら入る感じ。左の台船から割物が、右の台船から型物が上がるパターンが多かった。南風に煙が流され、右の台船から上がる花火が見えづらいときもあったが、まぁ仕方ない。

中盤で、第20回記念プログラムとして、10号玉が20発ほど、花火師の名前・作品名のアナウンスとともに打ち上がった。無料エリアにはスピーカーはなく、晴海主会場(区民招待席)のスピーカーからわずかに聞こえてくる程度ではっきり聞こえないのがちょっと残念。

終盤のスターマインは、陸上からのトラ斜め打ちと海上からの小型花火のコラボも登場。なかなかカッコイイ花火だ。続いて海上2ヶ所から交互に10号玉が連発で上がり、都内最大の15号玉も登場!のはずだが、10号玉も15号玉も似たような大きさで、どれが15号玉か見分けがつかなかった。(恥) うー、プログラムさえあれば・・・。

突然10号玉が1発だけ、空へ打ち上がらずに台船上で爆発してしまった。それはそれで水上花火になる(?)わけで、キレイな扇形の花火に観客は多いに盛り上がっていたが、大丈夫なんだろうか。

YouTubeより、10号玉が1発だけ暴発した動画(50秒)

締めは、これまでにないトラ打ち連打の後ろで、これまでにないゴールド単色のスターマイン。とにかく玉数が多いこと!締め括りはスゴイ豪華!さすが!と思える花火で幕を閉じた。

YouTubeより、フィナーレのスターマイン動画(2分28秒)


↑彩色千輪をズームアップ(写真提供:かおりんさん)


↑カラフルで珍しい型物(写真提供:かおりんさん)


↑白いトラの尾がカッコイイ(写真提供:かおりんさん)

帰りはブロックごとに規制退場となる。晴海第2会場だけで4万5000人、主会場と第3会場も合わせると12万人が一つの出口に集中するわけで、しばらくは動かないほうが賢明と考え、45分くらいまったりしてから会場を出た。入場規制のかかる勝どき駅月島駅豊洲駅は避け、日比谷線の築地駅から横浜へ帰還。8月4つ目の花火、これにて終了〜☆


2007/8/7(火) 2007江の島花火大会 @神奈川県藤沢市
時間 19:35〜20:35 (60分) (強風のため開始・終了とも20分遅れ)
天気 晴れ、強風
発数 5000発
最大サイズ 20号玉
日記 15:00に小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅に到着。駅前のサンクスやマクドナルドは、水着を着たまま買い物に来る海水浴客と、浴衣を着た花火客が入り混じる、ちょっと異様な光景。

15:30頃に、新江ノ島水族館近くの海岸に到着。砂浜には海の家がずらっと並び、その東端の海の家の前の波打ち際に場所を確保した。このあたりが花火の打上場所に最も近い場所だからだ。

16:00を過ぎると海水浴客が減っていき、入れ替わりで花火客が続々と押し寄せる。強風に乗って飛んでくる砂に耐えながら、腹ごしらえをしたり、水着姿の若い子を眺めたり(一応自分も若者です)、足まで海に入って遊んだりして時間をつぶす。


↑17:00頃の新江ノ島水族館前の海側通路。
通路沿いは花火客でびっしり埋まっている。


↑18:30頃、新江ノ島水族館前の砂浜の東端。
この写真中央あたりの波打ち際に陣取った。


↑18:30頃、砂浜の東端から西方向を撮影。
海の家の予約席が多く、一般客用のスペースは少ない。

19:00頃、「強風の影響で、安全確認のため開始時間が15分遅れます」とのアナウンス。海から陸に向かって強い風が吹いていたため、打上場所の台船を沖合いに動かすためだろう。

結局予定より20分遅れて、19:35に花火スタート!風下なので煙を心配したが、煙なんぞすっ飛ばすほどの強風で、見やすさは全く問題なし。風に乗って花火玉の殻が飛んできたり、灰が目に入ったり、火薬のにおいに包まれたりと、打上場所に近すぎた感もあるが、その分迫力はすごかった!

海岸近くの第2打上場所から上がる花火は、保安距離の制約上4号玉が限界だが、距離が近い分大きく、明るく見える。沖合いの第1打上場所から上がるのは基本的に5号玉以上で、手前で小型、奥で大型の花火が上がる仕組みだ。

花火のプログラムは「オープニング→春→夏→秋→冬→フィナーレ」と6部構成になっているが、プログラム冊子を持っていなければ気付かない程度のテーマ設定。どの部もスターマインと単発を交互に打ち上げ、随所に10号玉を登場させる。スターマインは全体的に菊ばかりで、花火の種類のバリエーションは少ない。ヤシだけをひたすら打ち上げる「マイアミビーチ」という作品のような分かりやすい作品は少数で、もう少し型物があっても面白いと思う。

この大会の目玉である20号玉は全部で4発。それぞれ打ち上げる前にアナウンスが入るので、なかなか盛り上がる。特に3発目の20号玉は、八重芯も盆も見事に丸く決まり、すばらしくキレイだった!

YouTubeより、3発目の20号玉(八重芯菊)&10号玉連打の動画(1分1秒)

最後のスターマインはゴールド単色、数分間5号玉までの連打を続けた後、一気にペースを速めて7・8・10号玉と大きくなっていき、盛り上がりが最高潮に達したところで4発目の20号玉で締め!

YouTubeより、フィナーレのスターマイン&4発目の20号玉の動画(3分33秒)


↑ヤシだけのスターマイン(写真提供:かおりんさん)


↑海面まで枝垂れ落ちる小割の柳(写真提供:かおりんさん)

花火玉の殻がたくさん降ってきて少々痛いが(笑)、4号玉から20号玉までを保安距離ギリギリで堪能できるのは江の島ならでは!良い大会だ!


2007/8/3(金) 長岡まつり大花火大会 @新潟県長岡市
時間 19:15〜21:25 (130分)
天気 晴れ、ほどよい風
発数 10000発
最大サイズ 30号玉
日記 日本三大花火大会の一つと言われる、長岡まつりについに進出!早朝に横浜を出発し、都内の環8で渋滞に巻き込まれつつ、12:00すぎに長岡市内に到着。長岡駅の近くにある友人宅に車を停めさせてもらい、歩いて長生橋方面へ。狙う場所は、駅から最も近い無料エリアである、長生橋の下流右岸側

右岸側は、今年から有料席が大幅に増設されて無料エリアが激減した影響もあり、14:00の場所取り解禁を前に、堤防上の通路に長蛇の列ができていた。長生橋から大手大橋までの右岸は1〜15ゲートに区分され、そのうち3〜11ゲートが有料席。うちらは2ゲートの列に並んだ。


↑14:00直前の1ゲート付近。
無料エリアの場所取り解禁を待つ行列が続く。

スピーカーから時報が流れ、刻一刻と場所取り解禁が近づく。シートを手に持ち、走る準備万端の観客たち。そして14:00の時報と共にアナウンスが入り、並んだ順に一斉にゲート内へ。瞬く間に堤防の緑が青いシートで覆われていき、うちらも斜面の真ん中やや下あたりを確保!堤防の下のほうは生い茂った草木でナイアガラが見えづらいが、贅沢は言ってられない。場所を迷っていたら後から来る人に良い場所を奪われてしまうからだ。ここの場所取りは瞬発力と決断力を要する。(笑)


↑14:00直後の2ゲート内。(ゲートに並ぶ列から撮影)
堤防の上のほうから、瞬く間に埋まっていく。


↑16:30頃の2ゲート内。堤防の下のほうまで隙間なし。

初参加にしては良い場所取りが取れたな、と満足感に浸っていると、額から次々と汗が。最高気温35度の暑さには耐えられず、近くのスーパーで買い出しをしながら涼を取る。

そして16:30頃に河川敷に戻ると、今度は17:00の場所取り解禁を待つ有料席の観客が列をなしていた。3〜11ゲートは「有料エリア」になっているだけで指定席ではないので、無料エリアと同様に早い者勝ちなのだ。ちなみに有料チケットは1500円なり。


↑16:30頃の8ゲート前。場所取り解禁を待つ行列が続く。
写真中央の通路上は無料エリア。


↑17:00頃の無料エリア15ゲート内。
カメラの三脚が多いので、きっと花火が見やすい場所なのだろう。


↑19:00頃の無料エリア2ゲート内。うちらが陣取った場所。


↑19:00頃、2ゲート内から有料席を望む。
緑の柵の手前が無料エリア、奥が有料席。

17:30頃、単身新幹線で乗り込んできた友人を迎い入れる。18:00を過ぎると続々と人が集結し、人口密度が急上昇。そして19:15、まだ空は明るいが、いよいよ花火スタート!

始めの15分間は、メッセージ付きの個人協賛花火「メッセージ花火」がゆったりと打ち上がる。家族や恋人に宛てたメッセージが読み上げられ、いきなり地元密着のアットホーム感が漂う。

続いて1回目のナイアガラ。長さ800m以上の大手大橋に架かる光の滝は圧巻!橋の中央部3ヶ所からも小型の花火が打ち上がり、ナイアガラとスターマインの競演となる。

この後しばらくスターマインが続く。「大スターマイン」、「ベスビアス大スターマイン」、「ベスビアス超大型スターマイン」など、やたら豪華そうなネーミングだが、おそらくその違いは玉数だと思う。ほとんどのスターマインで10号玉が惜しげもなく使われており、この時点で首都圏の花火大会とは規模が違うのだが、一つ一つのスターマインも玉数が多い!さらに、例えばシルバー単色のスターマインは何度も登場したが、これでもか!と言うくらい連打を重ねてすごい迫力。同じ構成の作品なのに、何度見ても飽きないわけだ。

YouTubeより、5ヶ所5色のワイドスターマイン動画(39秒)

20:30に、2回目のナイアガラとともに30号玉が打ち上がる。5・7・10号玉を順番に打ち上げ、30号玉の大きさを比較できるサービス精神も良い。長生橋に架かる光の滝と、橋の途中から打ち上がる小型の花火に続き、重そうな30号玉が花開く瞬間の音の迫力のスゴイこと!さすが30号玉、心臓まで響く重厚な音。ものすごい。

後半は、スターマインの合間に「10号30発」などの単発プログラムが入るが、30発を淡々と打ち上げるのではなく、4発同時→8発同時→18発同時、と徐々にワイドになるように打ち上げて、大いに盛り上げるあたりが、さすが長岡だ。首都圏の花火でもこういう構成があると面白いのに・・・と思ってしまった。

スターマインには、垂直や斜め打ちのトラ打ちが“前座”としてよく使われていた。トラは大型スターマインと同時に打ち上げて飾りに使うことが多いが、トラだけでもそれなりに盛り上げる役目を果たしていた。

21:00に2回目の30号玉。1回目は菊だったが、今度は自分の好きな千輪だった。空いっぱいに広がる紅の小花、やっぱり千輪はキレイだ!

そしていよいよ、中越地震復興祈願の花火「フェニックス」の登場〜!中越地震から3年、もはや長岡の目玉花火となりつつあるこのプログラムは、平原綾香の「Jupiter」の曲に合わせて超ワイドな10号玉オンリーのスターマインが打ち上がる。去年は10ヶ所同時打ち上げだったが、残念ながら今年は6ヶ所。期待しすぎていた分、若干拍子抜けだったが、それでもこの迫力はすごかった。他のどの大会でも見られない、言葉では言い表せない長岡ならではのスケール感。感動モノだった!

YouTubeより、オール10号玉のフェニックスの動画(3分20秒)

フェニックスが終了すると同時に、新幹線の終電で帰る友人は駅へダッシュ!電車組は最後まで見れないのが残念だが、プログラムはまだ続く。次は花火師のこだわり芸術作品を打ち上げる「匠の花火」。大曲や土浦で見られるような、凝った作品が数発上がり、花火好きとしてはなかなか嬉しいプログラムだ。

そしていよいよエンディング。アナウンスとともに、観客がペンライトや携帯のライトを信濃川の対岸に向けて手を振る「エールの交換」という演出だ。下手なコンサート会場よりもよっぽどキレイ!何万人もの客が一斉に光を放ち、その光景をカメラにおさめるフラッシュも加わり、かなり幻想的な空間だった。最後に2ヶ所からツインスターマインが打ち上がり、全プログラムが終了〜!

2時間以上に渡る大花火大会、終始そのスケールの大きさに圧倒され、本当に見に来て良かったと思う。こんな花火を観れて幸せだ♪さらに長岡に住む友人宅に泊まらせてもらって、友人に感謝!


2007/8/1(水) 第22回神奈川新聞花火大会 @神奈川県横浜市
時間 19:15〜20:20 (65分) (20:30までの予定が10分早く終了)
天気 快晴、ほどよい風
発数 8000発
最大サイズ 20号玉
日記 この花火大会へ行くのは6年連続6回目だが、年々場所取りが激化している。負けじとばかり、うちらも今までで一番早い前日17時入りを果たすが、臨港パークの海側最前列は既に埋まっていた。17時でもダメなのか・・・。結局去年とほぼ同じ海側から2列目を陣取り、今夜は撤収〜。


↑前日17:00頃の臨港パーク。海側(左側)最前列は隙間なし。

当日17:00すぎに現地に到着。早速プログラムを買おうと臨港パークの入口4ヶ所で係員を探すが、どこを探しても配ってない!うちわを配っていた係員に聞いたところ、「先ほど在庫がなくなりました」とのこと。100円募金と引き換えだからあまり売れないと考えたのだろうか?まさか17:00で売り切れるとは・・・。どうせ有料なんだから発行部数を増やしてほしいものだ。

臨港パークは18:00頃から急に混雑してきたが、この時間で既に入場規制がかかっていた去年と比べれば、まだだいぶ空きがある。結局今年は18:30すぎに入場規制がかかったが、実際に歩いてみても去年より空いている気がして、規制をかける必要はなかった気もする。


↑17:30頃の臨港パーク中央部。まだ無人のシートもちらほら。


↑17:30頃の臨港パークのパシフィコ側。2階通路から撮影。
奥の海上左側に見える黒い台船が花火の打上場所。

時間通り19:15に花火スタート!前半は7号玉までの単発やスターマインが中心で、徐々に型物(サングラスやネコなど、ユニークな形の花火)が登場した。毎年恒例の神奈川大学協賛「KU」の文字を描いた型物は、10発近く打ち上げたものの1発も正面を向かず、解読不可能で残念な結果に。(笑)

子供が描いたイラストをそのまま花火にする「夢の花火」や、毎年恒例のTBS協賛の「クマ」の型物は子供に人気の定番プログラム。音楽に合わせて打ち上げるスターマインは、相変わらず海側まで音楽が聞こえないためよく分からないが、音楽なしでも普通に楽しめる内容だった。

後半のスターマインには10号玉も登場。今年はクロス打ちを効果的に使っていたな、という印象。特に斜め打ちで締めるスターマインは初めて見た。なかなかカッコ良くて良いかも!単色のスターマインは、個人的にはシルバーが好きなのだが、今回はゴールド一色が多かった気がする。ただ、何かコンセプトがあるんだろうけど、プログラムがないと何なのか分からない作品も多かった。

この大会の目玉である20号玉だが、芯が下向きになった千輪があって、一瞬失敗か?と思わせる場面があった。数秒たってから千輪の小花が開いたが、見たことないタイプの芯だった。

YouTubeより、芯が下向きの20号玉の動画(15秒)
YouTubeより、エンディングのスターマイン動画(2分23秒)

この大会の最大の短所は、“間”が長いこと。風が弱いときはありがたい配慮だが、プログラムの合間が長いと熱が冷めてしまう。そしてそんなに長い間を取っても、予定時間より10分も早く終わるのはどうなのか。もう少し時間通り進行できるようプログラムを組んでほしいと思う。


↑2ヶ所から打ち上がるスターマイン(写真提供:かおりんさん)


↑ゴールド一色に染まる空(写真提供:かおりんさん)


2007/7/15(日)【中止】 第52回みなと祭国際花火大会 @神奈川県横浜市
天気 大雨 (延期なし、中止)
日記 毎年サークルのメンバーで山下公園の最前列を陣取って見物するこの大会。が、天気予報によると、関東地方に台風4号が直撃する可能性が高い、とのこと。この予報を受けて、主催者側は本番2日前の夜、大会中止を発表した。

「7/15(日)・16(月)(延期予定日)の両日とも、台風4号の直撃およびその余波が予想されるため、観客の皆様の安全第一を考慮し、本年の国際花火大会は中止といたします。」

15(日)の大会中止は誰もが予想できたが、本番2日前の時点で、16(月)の延期日まで中止を決めるとは、正直驚いた。打上場所が海上なので台風通過後の波を警戒したのだろうが、前日夜から山下公園で場所取りする連中(つまり、うちのサークル(笑))の安全も考慮したのかもしれない。

結果的に言えば、15(日)の昼過ぎに台風は通過し、16(月)は開催可能だっただろうが、7月としては過去最大規模の台風で、関東南部に直撃する予報が出ていた以上は、中止の判断はやむを得なかっただろう。横浜の次の花火大会は8/1(水)。それまでおあずけ!


2007/7/7(土) 弁天島海開き花火大会 @静岡県浜松市
時間 19:30〜20:50 (80分)
天気 晴れ、ほぼ無風
発数 3000発
最大サイズ 20号玉
日記 この大会に行くのは4年連続4回目。もはや毎年恒例のドライブ行事になりつつある。しかし、梅雨真っ只中なだけに、天気予報は「曇一時雨」。昨年同様、前日夜に手作りてるてる坊主を作り、車のミラーに吊るして出発〜!静岡県内で強い雨に見舞われ心配になるが、電話で問い合わせると「花火は開催」とのこと。14:00に東名牧之原SAで友人の車と合流し、2台連らなって現地へ。

今年も渚園の駐車場を利用し、歩いて弁天島海浜公園へ。15:30すぎに到着!既に敷いてあるシートが濡れているので、ついさっきまで雨が降っていたようだ。いつも通り最前列から2列目を確保して、公園東側の漁港のほうへ向かい、浜名湖名物のうなぎを食べる。浜名湖へ来たからにはうなぎを食べねば!(笑)

ご飯の後花火本番までは、公園内をぶらついたり、お菓子食べたり、昼寝したり。それにしても、例年より客が少ない気がした。弁天島駅から国道1号線の地下道をくぐって公園に出たところ(大会本部周辺)はさすがに混雑しているが、特に有料席(プール周辺)の東側は18:00すぎでもガラガラだった。雨の影響で客足が鈍いのだろうか?


↑18:00頃の弁天島海浜公園の西側。そこそこの混み具合。


↑18:00頃、大会本部の近く。この周辺はカメラマンが多かった。


↑18:00頃、うちらが陣取った大会本部の正面。隙間はない。


↑18:00頃、有料席(プール)よりも東側はかなり空いている。

この花火大会は、プログラムの構成や内容がほとんど毎年同じで、安定感・安心感があって良い。昭和の香り漂うちょっぴりレトロなアナウンスとともに、前半はゆっくりしたテンポで単発→スターマイン→単発→・・・と繰り返す。単調なので眠くなってしまうが、1発1発丁寧に観ることができるので、詳細なプログラム冊子を見ながら花火の種類をおさらいすることができる。最大サイズは20号玉で、今年は去年より1発増えて計2発になった。20号玉を打ち上げるときは、アナウンスとともに観客がカウントダウンするのが恒例。前半で1発目を打ち上げて盛り上がったところで、スターマインの連続となる。それまでずっと1ヶ所で打ち上げてきたが、ここの大スターマインから3ヶ所同時打ち上げになり、視界がワイドになる。

中盤は「祝賀花火」と題された10号玉15連発。引き続き、2発目の20号玉が打ち上がり、この後は一気にペースが速くなってスターマインが頻繁に登場する。「大仕掛け」と題された花火は、単なるスポンサー広告であり、初めて見る人はがっかりするかもしれないが、地元企業のスポンサーで大会が成り立っていることを実感できるユニークな「仕掛け」である。時折迷子のアナウンスも入り、花火の進行にアナウンスが追いつかないときもあるが、それはそれで面白い。(笑) 最後は10号玉も使った特大スターマインに続き、長大なナイアガラが登場!風が弱いために煙がたまって多少見えづらかったが、締めくくりにふさわしい圧巻のナイアガラだった。全ての花火が終わると「終」の文字が浮かび上がって無事終了。

花火の杜より、10号玉15連発の動画と、ナイアガラ直前のフィナーレの動画

今回は、今までより花火のバリエーションが増えた気がする。単発が続くときはいろいろな種類を観れたほうが楽しいので、良いことだ。しかし、よくスターマインで使われる斜め打ち(トラのクロス打ち?)も登場したが、斜めに上がるだけで肝心の“華”がなかったり、またスターマインはどれも小型→大型に広がって最後は単色一斉打ち上げで締める、というパターンばかりで、欲を言えばもっと個性のあるスターマインが観たかった。

花火終了後は、弁天島駅の入場規制で駅周辺がごった返しているため、公園の西端の出口から国道1号線に出て、少し遠回りして渚園の駐車場へ戻る。車で30分ほど走り、友人の別荘へ。花火やうなぎももちろんだが、別荘にタダで泊まれることも、この旅の大きな魅力だったりする。友人に感謝!


2007/6/2(土) 第26回横浜開港祭ビームスペクタクルINハーバー
@神奈川県横浜市
時間 20:20〜21:00 (40分)
天気 晴れ、ほどよい風
発数 3000発
最大サイズ 不明
日記 6/2は横浜港の開港記念日。この日に合わせて開催される横浜開港祭のフィナーレを飾る花火大会が「ビームスペクタクルINハーバー」だ。

横浜で生まれ育っておきながら、今まで一度も開港祭に行ったことがなかった。大学に入ってからも、大学祭と日程がかぶったりして一度も行けず、今年は開港祭のボランティアスタッフをやることになって、ようやく念願の初・開港祭となった。

俺が開港祭スタッフとして主に担当したのは、花火の直前にメインステージで行われる「ドリーム・オブ・ハーモニー」という企画。1000人の市民コーラスによる合唱イベントで、10年以上続いてる恒例企画らしい。

8曲の合唱が無事終わり、ステージからコーラス隊を降ろしてる途中で音楽が流れ始めた。照明が落とされたステージから、レーザー光線が客席を照らす。ステージ脇からスモークがたかれ、そこはまるでコンサート会場。主役が登場するのを待つばかりのステージ、といった雰囲気だ。

スタッフの仕事をさっと終わらせ、一般客とステージの間の“スタッフ専用エリア”に腰を下ろした。と同時に音楽が変わり、一気に照明が明るくなる。いよいよコンサートの始まりだ!もちろん主役は、ステージ背後の海上から打ち上げられる花火!

前半は、ゆったりした曲や優雅な曲を中心に、1発ずつ丁寧に打ち上げる花火が多かった。曲のテンポに合わせて3〜4号玉くらいが連発で上がることもあるが、花火の量は決して多くない。

中盤に5分程度、音楽とレーザー光線のみの演出が入った。花火は上がらないが、ふと後方を振り返ると、みなとみらいの高層マンションに緑色のレーザー光線が当てられ、幾何学的な模様を描いていた。なんとも言えぬ不思議な空間。ずっと花火を見上げてると首が疲れるので、この時間はちょうどいい休息になる。

後半は静かな曲から始まり、徐々に曲調もヒートアップ!サンバのリズムに合わせたスターマインのような花火もあれば、ステージから炎が噴き出したり、銀テープが客席に舞ったりと、野外コンサート並の演出が続々登場!レーザー光線・照明・炎の演出が明るすぎて花火が見づらいときもあったが、これでもかと言わんばかりに次々と音楽に合わせて花火が打ち上がり、驚きと感動のままエンディングへ!最後は横浜の花火らしく、シルバー単色のスターマインで幕を閉じた。

40分間、全ての花火に音楽・レーザー光線・照明・スモークなどの演出が付き、非常に斬新な趣向。もうこれは「花火大会」とは違う概念のエンターテイメントショーだと感じた。他じゃ見られない、開港祭ならではの花火だ!

残念ながらメインステージから離れてしまうと、レーザー光線の演出も見えず、音楽も聴こえない“単なる花火”になってしまう。花火自体は3000発、おそらく最大8号玉くらいの規模で、花火だけを観るとちょっと物足りない内容かな。せっかく臨港パークまで来て花火を観るなら、メインステージが見える場所を確保して『演出付き』で観ることを強くオススメします!

ちなみに花火の打上場所は2ヶ所。メインステージから見て、手前の台船から小型の花火が、奥の台船から大型の花火が打ち上がる。臨港パークの端から見ると、2つの台船が重なって見えないため、迫力も半減してしまうかも。

とにかく感動しっぱなしの40分間で、スタッフのみんなも「この花火を観て今までの苦労が吹っ飛んだ!」って言ってた。↓のサイトに花火の動画・写真が公開されてるから、これで少しは雰囲気伝わるかな?

花火の杜より(動画9分10秒、花火以外の開港祭イベントの様子も)
YouTubeより(動画2分2秒、メインステージ前から撮影)
みなちゃんの花火情報より(写真&観覧記)
ちょこっとカフェブレイクより(写真&日記)


2007/2/10(土) 冬花火・湖上の舞 @山梨県富士河口湖町
時間 20:00〜20:30 (30分)
天気 曇、ほぼ無風
発数 2000発
最大サイズ 不明
日記 なんかドライブしたいなー、冬に花火とかやってないかなー、と思い立ったのが5日前。こんな時期に花火やってるわけがない、と思いつつ、調べてみたら河口湖でやってんじゃん!近場だし行くっきゃない!!

ということで、バイトがない今日を狙って花火ドライブ決行!しかし、保土ヶ谷バイパスで見事に渋滞に巻き込まれ、東名町田ICに着いたのが18:40。花火は20:00スタート。・・・間に合うのか?

東名→御殿場IC→須走→東富士五湖道路を120km/hですっ飛ばし、19:50に河口湖の大池公園に到着〜!花火10分前。なんか24時間テレビで終了間際にマラソンをゴールする気分だ。(笑)

河口湖の花火は規模は小さいが、30分間に凝縮されてる感じ。そもそも寒い中じっと見れるのは30分が限界かもしれない。打上場所は河口湖大橋を挟んで3ヶ所あるが、9割が大池公園(メイン会場)の目の前から打ち上がる。ぶっちゃけ、橋の反対側の花火はほぼ無視していいと思う。さらに公園の湖畔に出れば打上場所が直に見えるから、より迫力が増す。

プログラムは、小型花火を中心としたオープニングスターマインから始まり、テーマを設けた大型の単発&連発と続く。中盤の名物らしい孔雀花火で観客を驚かせた後は、創作花火も交えた連発。最後のスターマインではだんだん大型になってゴールド一色の連打で締め。

個人的に好きなヤシと千輪がなかったのは残念だが、2000発にしては結構いろんな種類の花火をコンパクトにまとめてあったと思う。一応音楽も流れてたけど、あんまり花火とは関係なかったかな。(笑)

一押しは中盤の孔雀花火!花火玉を空へ打ち上げずに、湖上の台船で爆発させる花火で、形としては水中花火と同じ半円形。だけど湖だから波がなく、花火が水面にキレイに映る。しかも台船は目の前に見える近さで、爆発の音と明るさに圧倒!湖は山に囲まれてるから花火の音が何重にもこだまして、河口湖ならではの「音の迫力」もあった。

花火の杜より、孔雀花火の動画

この河口湖の冬花火は、夏の熱海みたいにこの時期毎週土・日に開催されてる“観光客向け花火”だけど、河口湖ならではの個性があって、それを短い時間で楽しめて、しかも客も少ない!というわけで、想像以上に良い花火だった。多分、また来年行くと思う!来年も冬に花火が恋しくなるだろうから。


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